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都の元旦は、はんなりと明けます。お正月は京都が古都の面目をほどこす時。 初詣で賑わう京都の神社は「お稲荷さん」と親しまれる伏見の稲荷大社、「祇園さん」の名で知られる八坂神社など数多くあります。 そしてお屠蘇で家族の無病息災を願います。
立春とはいえ、春は名ばかりで、二月の京都は底冷えが厳しいです。
京都のまちのあちこちで、都ぶりゆかしい行事や祭り。雛祭りには白酒・ばらずし・ てっぱいなどを食べます。
卯の花が咲く時季卯月。しかし京都の春は桜から。洛中洛外いたる所がピンクに染まります。
若葉に囲まれた京都の五月は一年でもっとも爽やかな季節。
新暦の六月は梅雨どき、一年で最も降雨量の多い月となり、家々の甍は燻銀に光って侘びた風情です。晦日には方々の神社で『水無月祓』が行われ半年の厄を祓い清め、残り半年の無事を祈るのです。
夏の始まり、風はそよとも動かず、油照りの熱気に身の置き所もないほどです。
おしょらいさん 十三日から十六日までの盂蘭盆会。団子や野菜、精霊用の小さな膳を調えて祖先の供養をします。
天高く空澄み渡る昼間も、月光麗しい夜も九月の空はそれぞれに表情豊かで、美しく秋の訪れを告げてくれます。
京都の神無月はお祭りの月。方々の神社で収穫の喜びを神に感謝し、火祭り・酒祭り・花の祭りなどが艶やかにとり行われます。
北山で淡く虹が架かって見えるときは、山では時雨れているのだとか。北山時雨が降るたびに、山は燃え紅葉の色いよいよ冴えて、春とは別の賑わいと華やかさが町を漂います。
木々の葉が日ごとに朽葉色に変わり、やがて冬ざれていく様はまさしく、時の移ろう姿です。