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去る5月29日(火)、『おもしろ文化探訪島原』と題しまして例会を催しました。

島原・輪違屋
このときはちょうど100回目を数える節目の例会ということで、第100回記念例会の企画として、京の文化を楽しく学ぼうというものでした。 そこでタイトルにもありますように島原(京都市下京区)に行ってまいりました。
ここ島原といいますと昔は遊郭のあった場所で、現在では太夫道中や可視式(かしのしき)、 二胡の演奏など当時を偲ばせる島原ならではの演出をお茶屋さんで体験することができます。
参加者された会員の皆もいつにも増して熱心に見学しているようで、 携帯のカメラやデジカメで撮影されている方も多くいました。

太夫道中
このお邪魔させていただいたお茶屋さんが『輪違屋(わちがいや)』というとこ ろなのですが、たいへん古く歴史的にも非常に貴重な建物でして京都市指定の登録文化財となっています。女将さんの丁寧な説明を受けながら見学させていただきました。
まず始めに、太夫道中(たゆうどうちゅう)を拝見しました。 太夫道中は、禿(かむろ)を前に後ろには笠持ちを引き連れて、太夫さんが三つ足と言う三枚歯で黒塗りの下駄を履き、内八文字で練って歩かれます。
その後、お座敷で仮視式と言う顔見せの儀式をして、お茶を頂きました。時間の関係上会長だけでしたが・・・ 。

仮視式
その後は、二胡の演奏に聞きほれ、舞を楽しみ宴席となりました。
太夫さんは、最上位の妓女でかつては、帝に謁見を許される最低の位、正五位(しょうごい)にありました。
そのため、襟を折り返し、歯も黒いのだそうです。 他にも、帯を前で結んでいるのは太夫さんは高貴な方なので身の回りのことは、禿や船引という方がされるので、後ろに結ぶ必要が無いなど…
この他、島原と言う地名の由来や髪飾りや着物の総重量など色々とお話くださいました。
この後、輪違屋さんの「紅葉の間」や「大車の間」などお部屋を見せてもらい、かの新撰組局長「近藤勇」直筆の書など色々な貴重なものまで見せていただきました。

太夫
また、島原といいますと当青年会OBでいらっしゃいます『乙文(おとぶん)』さ んのお店がすぐ近くでして、太夫さんを交え、おいしい料理をいただきました。
こちらのお店は創業80年余りの老舗で、昨年まで在籍されていた当青年会にお いても他会においても精力的に活動されておられ、気さくでユーモラスな現店主 の三代目と、愛想がよく笑顔が素敵な女将さんはまさに乙文の顔といったところ で必見です。近隣へお越しの際にはぜひ足をお運びください。

「おいしい京料理ドットコム」を主催しております当青年会では、料理の勉強にはじまり、材料産地の訪問、またこのように貴重な文化を肌で感じることにより、会員各自の研鑽につながるような活動をしております。また機会があれば報告させていただきます。お楽しみに!!